こんにちは(*ˊᵕˋ*)
日本に住む妹の次男
来年小学校に入学する甥っ子くんが
おじいちゃんおばあちゃんに
ランドセルを買ってもらったそうです
自分で選んだというベージュのランドセル。
今はコンバースのランドセルなんて
あるんですね♡
最後に日本で長期滞在した時に
来る日も来る日も
ラブラブイチャイチャ過ごして
可愛くて愛しくてたまらなかった
甥っ子くんももう小学生…
次に会った時は
またラブラブしてくれるのかなぁ。。
来年の入学お祝いは
日本で一緒にしたいなぁ♡
と夢見る叔母ちゃまですが
ランドセルを見ると
明るい未来や大きな可能性
キラキラしたものを感じるどころか
長い長い地獄への入り口にしか見えない
だいぶこじらせてる叔母ちゃまm(_ _)m
楽しい学校生活を送ってね
という一般的な発想はなく
私みたいな学校生活になりませんようにと
お百度参りでもしたいぐらい
祈る気持ち。
集団の中に放り込まれて
説明しようのないザワザワ
恐怖と居心地の悪さ
それは小学校よりもっと前
幼稚園の前
保育園の時からそうでした。
小学2年生
北海道から岐阜県に転勤
転校初日に
大勢のクラスメートの前で
一人だけ立たされて
みんなの視線と感情に押し潰されて
その場で泣いた。
(今思えば転校生が自己紹介しながら
涙を流すなんて異常な状況)
子供ならではの悪気のない
無邪気な言葉の暴力
自分の機嫌で怒り出す先生達
目の前で行われる日常的な体罰
(時代ですね)
何か分からない恐怖とストレスを
親に説明できるわけもなく
長女なので泣き言など言えるわけもなく
逃げ道なんてどこにもなくて
ひたすら土曜日を目指して生きて
吐きそうになる日曜日の夜。
小学5年生
岐阜から青森へ転校
またあの時と同じく
言いようのないものに押し潰されて
自己紹介中に大泣き。
もう5年生なのに？
成長期の子供達(自分も子供だけど)の
言葉はますます残酷。
ちょっとした一言、態度に
ザワザワザワザワ。
毎日毎日泣いてばかり
でもいじめられてるわけではないから
親に助けも求められない
お姉ちゃんなのに学校で泣いてるなんて
恥ずかしくて言えない
自分が弱いからいけないんだ
みんな普通に生活できてるのに
私だけが出来ないわけはない
でもどうしても涙が溢れて
止まらなくなってしまったある朝
ズル休みしようとしてるという角度から
学校に行かせようとする母
様子が違うと察した父が
1日だけ休ませてくれた。
だけどもう心配かけるわけにも
迷惑かけるわけにもいかない
疑いの眼差しも辛い
なんとしてでも学校は行かなきゃいけない。
普通に生きてきた普通の両親に
子供が登校拒否なんて
異常な荷物を背負わせるわけにはいかない。
中学2年生
青森から北海道に3度目の転校
入れない輪
簡単には馴染めない
大人になりかけの子供達
来る日も来る日も
辛くて苦しくて
これもまたいじめという
説明のつくものでもないので
誰にも相談できないし
解決策なんてないし
学校に行きたくないと言って
親を悲しませたくない
もう生きてることをやめるしかない
今夜命を絶とう
だから家に帰るまでは頑張ろう
今夜こそこの世から消えるから
5時間目が終わるまでの我慢だ
どんな方法ならすぐに逝けるか
毎日毎日
死ぬことを目標に
最後の力を振り絞って生きてた日々。
生きたまま
大人になれた奇跡。
アメリカに来て
ホームスクールというのがあるのを
知りました。
周りの家庭でも多く
さほど特別な事じゃない感じ。
学校に行くか登校拒否しかなかった
私を苦しめ続けた
究極の二択
もっと言うと
学校に行くか死ぬかの
二択しかなかった。
こんなヘビーな学校生活だったなんて
自分の弱さや情けなさを晒すようで
なかったことにしようと封印してたけど
自分がHSPだと気付いてから
(Highly Sensitive Person『HSP』
生まれつき繊細で敏感な性質を持つ人)
だからだったのかぁと
地獄に感じていた学校生活の納得と
だとしたらよく生きてこれたね
よくやったねと
あの頃の自分に労いの気持ちで
いっぱいになりました。。
多くの人の感情が交差する
HSPにとって地獄になりえる
学校生活。
いじめられてるわけでも
怠け者なわけでなくても
こういう気質から
学校という集団組織と相性が悪く
学校に行くことに苦しんでる人間もいる
ことを知ってもらえますように。
学校に行くか死ぬか以外の
親を悲しませない選択肢が
アメリカのように増えますように。
実は一度だけ
大人になってからも
集団の前で泣いたことがあります…
次回
『HSPとねずみ講』(*ﾉｪﾉ)
つづく
さとみ
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